ゴスロリ(Gothic & Lolita)

ゴスロリファッションについて紹介します。世間一般的な「ゴスロリ」というジャンルは、ロリータファッション全体を指す場合もありますが、厳密に言えば「ロリータ」という大きなファッションジャンルの中に「 ゴシック・ロリータ(通称ゴスロリ)」というスタイルが含まれています。また、ロリータファッションとは、17世紀から19世紀頃のヨーロッパの高貴な女性達の服装に影響を受けつつ、原宿を中心に発展してきたファッションで、少女っぽさを強調するようなレース・リボン・フリルなどが多用されているのが特徴です。ゴスロリ(Gothic & Lolita)」とは、そのようなかわいらしい雰囲気の”ロリータ”に”ゴシック”性を取り入れたファッションであり、ヨーロッパのゴシック文学に見られる少し恐怖を与えるようなイメージがミックスされたスタイルです。例えば、切り裂かれたようなシルエットや廃墟のようなイメージ、十字架などのモチーフが取り入れられています。

おすすめの本や雑誌

ゴシック&ロリータ系のファッション誌 / ロリータファッション専門誌として『Gothic&Lolita Bible』があります。さらに、同出版社が発行しているファッション誌として、原宿系ファッション全体を網羅している月刊誌『 KERA(ケラ)』があり、こちらもゴシック&ロリータファッションが好きな女の子に支持されています。ちなみに、上記の雑誌は”10代/ティーン”向けコーナーに置かれていることが多いですが、実際の購読者層は10代の女性を中心に幅広いようです。また、イギリスの小説家「 Mary Shelley(メアリー・シェリー)」の ゴシック小説『フランケンシュタイン』など、ゴシック文学や建築に関する専門書を読んで ” ゴシック(Gothic)” とは何か、ということを調べたり考えてみたりすることもおすすめします。

Gothic&Lolita Bible

Gothic&Lolita Bible

言わずと知れたロリータ系定番雑誌です。有名なロリータブランドから、ちょっとコアなブランドに至るまで、注目の新作アイテムが満載です。また、ロリータはもちろん、ゴスロリも充実しています。

KERA

KERA

KERA(ケラ!)2016年1月号です。原宿系ファッション全般を扱う雑誌ですが、ゴシック&ロリータ系ファッションを掲載しています。ただし、表紙画像は最新号ではありませんので注意して下さい。

青木 美沙子

ロリータファッションBOOK

ファッションモデル・日本ロリータ協会の会長「 青木 美沙子(あおき みさこ)」さんが監修しているロリータファッションブックです。ゴシック・ロリータのカテゴリーがあるので参考にしてみて下さい。

深澤 翠

Doll Classica

ファッションモデル「 深澤 翠(ふかさわ みどり)」さんのスタイルブックです。深澤翠さんと言えばクラシカルロリータや王子系のイメージが強いですが、ゴスロリも(少しですが)掲載しています。

乙女のソーイングBOOK

乙女のソーイングBOOK

乙女のソーイングBOOK(ブティック社)シリーズです。ロリータ服やヘッドアクセなどを手作りしたい方におすすめの雑誌です。また、初心者でも分かり易い解説と実物大の型紙が魅力です。ただし、ゴスロリ専門のソーイングブック/ハンドメイドマガジンではないので、洋服や小物などの基本的な作り方を学びたい方におすすめです。

ゴスロリとロリータ

ゴスロリ(Gothic & Lolita)ゴシックアンドロリータは、ロリータファッションにおける一つのジャンルであることは紹介しましたが、ロリータファッションには「甘ロリ」や「クラシカルロリータ」などもあります。また、色別の「白ロリ」や「黒ロリ」といったジャンルもあり、それらと混同されていることがあります。さらに、これこそが「ゴスロリ」という明確な定義はないため、黒っぽいロリータ服や黒を基調にしたロリータファッションを”ゴスロリ”と思っている方がいるかもしれませんが、ゴシック性が何らかの形でスタイルに反映されている場合にのみ「 ゴスロリ(ゴシック・ロリータ)」と言われます。ちなみに、ゴシック&ロリータファッションが好きな女の子の中で、ヴィジュアル系(V系)音楽との関連性が強いジャンルという見解があります。それは、ヴィジュアル系ロックバンドのファンの女の子たちが好きな系統もしくはファッションスタイルに関係性があると思われます。そして、ヴィジュアル系ロックバンドの音楽・衣装・世界観に、強いゴシック性を感じることが多いことも影響していると考えられます。